2017年9月21日(木)~22日(金) 実地研修

21日午前8時に学校を出発し、千葉県東安房漁協、水産総合研究センターに伺いました。東安房漁協では、漁協の概況説明、鮑種苗センター・鮑・ひらめ養殖施設見学に続き、潮風王国・漁協直売所の見学を行いました。水産総合研究センターでは、千葉県の漁業の概要と役割についての説明・施設見学を行いました。

翌、22日は、銚子市漁協直営の「万祝」で朝食をとり、漁協の概要説明、第一市場・第二市場・製氷工場・第三市場を見学しました。銚子大橋を渡り、茨城県神栖市の㈱ぎょれん鹿島食品センターで概要説明・施設見学を行いました。

学生は、協同組合論で学んだ合成洗剤追放運動の発祥地である東安房漁協に実際に訪問をできたことや、鮑の天然と養殖の見分け方、漁協と町が出資して設立した直売所や飲食店は漁協の女性部の方々が中心となっていること、また、水産総合研究センターでは、漁業の効率化を支える技術の開発、生産力を強化する養殖技術の開発等や漁業者や漁協が日々必要としている海況速報も作られていることに驚かされました。

銚子市漁協では、第三卸売市場でヒラメ・ワタリ蟹等の水揚げがあり多くの人で市場はあふれかえっていたが、職員は緑の帽子の着帽が義務付けられており工夫されていた。また、第一卸売市場は、衛生管理だけではなく動線がよい市場となっていました。

ぎょれん鹿島食品センターは、衛生管理が徹底していて加工製品を作るエリア内に入るには幾つもの工程があること。施設内は大きな機械が置かれ多くの人が働いていた。首都圏に美味しい水産物を提供するには非常に重要な会社であると思った等の意見や感想がありました。お忙しい中ご指導をいただきありがとうございました。


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全国漁業協同組合学校
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