2018年度全国漁業協同組合学校第79期入学式

-JFを担う学生12名が入学-

4月6日(金)11時より、第79期生の入学式が本校の教室で、新入生12名を迎えて行われました。

吉田校長は訓辞として、「JFグループには、人が生きることに必要な水産食料を供給し、海の環境を守り、漁村地域を活性化していくという大切な使命があり、こうした役割を果たすことができるよう、今、全国の浜々においては、浜の活力再生に向け漁業の担い手の育成や水産物の価値向上等様々な課題に懸命に取組んでいる中で、漁協が中心となって浜を元気にしている事例も数多く見受けられてきている。

新入生の皆さんは、一年後の今頃には、JFの若き担い手として多くを期待され、漁協現場の真只中に入ることになります。そのとき、皆さんには、どんな場面においても、明日の漁業を見通し、漁業者のために奉仕するという漁業協同組合の目的と使命をしっかりと自覚し、自信を持って向ってほしい。そのためにこの学校で漁業協同組合について、協同運動について自問・自答しながら、自ら学び考えるという高い目標を持って学生生活を送って欲しい。また、寮生活では自らを律し、周りを思いやる心を大切にして欲しい。自分のことだけでなく、相手に敬意を払い、相手の気持ちを想像し、相手の気持ちを理解する力を養って欲しい。そしてJFグループの深い理解と助力に支えられていることに感謝しながら有意義な学生生活を送ってほしい。」と述べました。

また、全国漁業協同組合連合会の古関専務理事、農林中央金庫の船本JFマリンバンク部部長、日本漁船保険組合の澤藤専務理事、全国漁業協同組合学校同窓会の髙橋会長が祝辞を述べ、学生たちは熱心に耳を傾け、入学の決意を新たにしました。

最後に、新入生を代表して、三津谷悠さん(青森県)が、本日入学した12名が、1年間の寮生活で協同組合精神を養い、切磋琢磨しながら勉学に励み、目標達成に向けて邁進してゆこうと決意しておりますと力強く宣誓しました。

入学生12名の出身地は、北海道6名、青森県2名、山形県1名、三重県1名、大分県1名、沖縄県1名となっています。


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全国漁業協同組合学校
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